大学ホームページ

カウンター
今日:
昨日:
総数:
会長挨拶
<会長挨拶>
 六鈴会の悲願でありました「母校四大化」が実現し、平成30年4月母校は長野県立大学となり新たな歩みを始めました。
 四大化への道のりは、あまりにも長く紆余曲折であっただけに、会員の皆さんはこの時を、感無量の想いで迎えたことと思います。
 1929年(昭和4)、世界恐慌の波が県下にも押し寄せる中、全国6番目の公立女子専門学校として開校、1950年(昭和25)には、戦後の学制改革に伴い短期大学に移行して、90年の歴史を刻んできました。そして、ここに、時代の要請に応え、四年制大学となりました。全国公立短大の中では、最も遅い四年制大学への移行となりました。それだけに、県内地元や高校生からは期待の大きさが伝わってきます。

 さて、母校四大化に伴い課題でありました、同窓会である六鈴会と長野県立大学との関係についてですが、このことについて、大学関係者と協議を重ねながら進めてまいりました。
母校と共に車の両輪の関係で歩みを進めてきた六鈴会の歴史と伝統、そして、新しい歩みを融合していく方向で進み始めました。長野県立大学の新入生を準会員としてお迎えし、同窓会の名前も「長野県立大学・長野県短期大学同窓会六鈴会」となりました。4年後には、初めての長野県立大学の学生が、ここ三輪の学び舎を巣立っていきます。その時再び会則等の見直しが必要になります。まだまだ課題が山積しておりますが、発展的によい形で融合していくよう、引き続き大学と連携しながら進めてまいります。
 六鈴会の活動拠点となる事務局は引き続き三輪キャンパス内に設置され、厚生会館内から六鈴会館内に移りました。これからも、会員の皆さんが卒業後も各地域で活動しながら母校と繋がりをもつための役割を果たし、卒業生の母校の発展を願う篤い想いを礎とし、母校の発展に寄与してまいります。引き続き、会員の皆さんのお力添えをお願い申しあげます。

 六鈴会は、国際化・グローバル化・高度化した時代の要請に応えられる高等教育機関として新たな歩みを進める長野県立大学の開学を心から喜び、これからどのような人材が育成されて、地域に、そして世界に羽ばたいていくか、楽しみにしております。

                                     平成30年4月