恩師からの手紙
藤原教頭より
 同窓会の皆様、皆様のご理解とご協力のもと、すべての教室にICT機器が導入され、授業の視覚化、構造化、協働化がより一層進められました。教員もICT機器を積極的に活用し、すべての生徒が分かりやすく主体的に取り組むことができる授業をめざして頑張っています。すでにいろいろな面で効果が表れてきているようです。これも同窓会の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
 同窓会の皆様、それぞれの学校や職場で充実した毎日を送っていることと存じます。時には、成美高校を思い出し母校を訪ねてください。教員一同大歓迎いたします。
 ところで「疾風知勁草」という言葉をご存知ですか。「しっぷうにけいそうをしる」と読みます。これは激しい風が吹いて初めて強い草が見分けられるように、困難に直面した時に人の本当の強さが分かるということです。今後、いろいろな困難に直面するかもしれません。そんな時こそ人は強くありたいと思います。成美高校の3年間を思い、社会でしっかりと羽ばたいてください。
 
2016年4月
成美高校 教頭 藤原 斉

12年間を振り返って
 私が成美高校に赴任してきたときは2期生を迎えたところでした。先生方は誰もが朝早くから夜遅くまできめ細やかな指導のもと新しい学校を作るのに熱心にされておられました。私もこれまでとは全く違った環境やカリキュラムで戸惑うことばかりでしたが、いろいろな先生方に支えられ助けていただいたおかげで、3期生で初めてのシンガポール、7期生で旭川・富良野の修学旅行と新しいことにチャレンジさせていただくことができました。12期生では、本当に楽しく行事をさせていただくことができました。
 成美高校には、素晴らしい経験とキャリアを持たれた先生、そして若いエネルギーを持たれた先生方がったくさんいらっしゃいます。エリア授業・人権学習など、先生方の経験をいかし、生徒の皆さんに、単なる学習だけでなく人としての生き方を示す学習をとおして、皆さんの個性をさらに引出してくださいます。成美高校で培ったことを将来へとつなげてください。
 卒業生の皆さん、12期生、バドミントン部、国際文化部の人たち、皆さんと過ごした日々は私の宝です。ありがとうございました。皆さんも、ますますご活躍されますよう。また、近況など知らせてください。

 私もまた、成美高校での12年間を、また次の学校で生かしていきたいと思います。 
          2016.3.31   押元 美加子

前より
講師期間を含めて7年間、成美高校でお世話になりました。
右も左もわからないまま始まった教員生活でしたが、多くの生徒がよく話しかけてくれ、楽しく過ごすことができました。

卒業生・在校生のみんな、特に深く関わった7期、10期、そしてテニス部のみんな。一緒に盛り上がった毎日は、とても楽しかったよ!
みんなと関われた7年間があったからこそ、今、教員として頑張ることができています。
体育祭、文化祭、学校行事に燃え、最後には涙を流すことができる成美生たちは、きっと卒業後も常に前に進み続けてください。

泉北高校に転勤しましたが、俺はこっちで頑張ります。みんなもそれぞれの道を一歩一歩進み続けてください。では、またいつかどこかで!

大阪府立泉北高校 前

「卒業生のみなさんへ」
 卒業生のみなさんは、それぞれの学校・職場で充実した忙しい毎日を送っていることでしょう。それでも時には母校成美高校に思いを馳せてください。他校では決して経験できない成美高校ならではの行事や学習について…。例えばエリア学習などは君達が一つ一つ築いていったものです。後輩たちはその伝統を受け継ぎ日々新たな発見・体験に心躍らせていると思います。今後は、卒業生として後輩達や母校へのサポートも考えてみて下さい。

栗須義光
 

和田先生より
 早いもので成美高から転勤し4年になります。1期生の担任を3年間。4期生の学年主任を3年間。成美高のスタートから6年間お世話になりました。最初はたいへんなこともありましたが、元気のいい1期生のみんな、先生方と過ごした日々が、今となっては懐かしく思い出されます。4期生のみんなも元気でしょうか。現在、府立泉北高校に勤務し泉北高速を利用しているので、時々卒業生にお会いします。頑張って張る卒業生の皆さんに負けないよう、残り少なくなった教員生活を頑張りたいと思っている今日この頃です。
和田充弘
 

成美高校での六年間
 「生きるというのは人に何かをもらうこと。生きていくというのはそれを返していくこと。」私が大事にしている言葉です。教員として採用された初めての学校がこの成美高校。五期、七期、十期と副担任をさせて頂きました。様々な国の文化が身近にあり、様々な言葉が飛び交う教室。体育祭で歌った校歌。今でも時々口ずさんでしまいます。本当にたくさんのことを私もあなた達から学びました。ありがとう。成美高校で学んだことを胸に堂々と世界へ羽ばたき、生きていって欲しいと思います。また世界のどこかで会いましょう。

竹房祐花

 

壺井先生より
 3年間、毎日欠かさず図書館を利用した人。図書館とクラスのパイプ役として広報活動に意欲的に取り組んだ図書委員。文化祭での発表や交流会への参加然り、日々の執筆活動を通して着実に文章力をつけていった図書部員。そして、様々な思いを抱き訪れた図書館。
 一冊の本を通じてあなたと出会えたこと、図書館で皆さんと過ごした時間は私の宝物です。

壺井理恵子
 

成美にかかわるすべての方々へ
 私が赴任したのは成美高校ができて2年目、美木多高校最後の学年が三年生を迎えた年でした。一期生と一年間、三期生と三年間を過ごしましたが、あんなに忙しく大変だった四年間は、経験したことがありません。また、あんなに真面目で仕事熱心で熱(苦し)い教師集団を、私は見たことがありません。
成美での経験は今も私の心の支えです。
成美高校生の皆さん、卒業生の皆さん、どうぞ母校を誇りに、日々がんばってください。

河村千穂
 

ありがとう
 卒業生の皆さん、お元気ですか。4,5期生と行事に向けて一緒に準備や練習をしたことが、つい最近のように思い出されます。そして、初めて担任をした7期生。泣いたり、笑ったりしながら、成長していった一瞬一瞬が、本当に幸せな思い出として、胸に刻まれています。大学を卒業してからの6年間、成美高校で過ごせたことが私の誇りです。
 今年度より、自分の母校である府立和泉高校に異動しました。行事や部活動が盛んで、毎日、音楽やかけ声が響き渡っています。自身が高校3年間を過ごした学校ですが、わからないことだらけで、日々驚きの連続です。皆さんとの思い出を糧に、頑張りたいと思います。
 今まで支えてくださった全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。お元気で!皆さんの活躍を楽しみにしています。
 
鍵本祥子
 

石野先生より
 成美高校に赴任して11年目。1期生が卒業する時に言った「成美高校の卒業生だと胸をはって言える学校にしてな。」という言葉に応えようと頑張ってきたのですが、卒業生から見た今の成美はどうでしょうか?機会があれば後輩の様子を見に学校に来て声をかけてあげてください。
 
石野香織