会長 浅井克仁
同窓生の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で生活様式の変容を余儀なくされたことと存じます。同窓生の皆さまは医療に従事されている方が多いことから、このような危機的状況において大変ご尽力いただいていることと存じます。心より御礼申し上げます。
同窓会活動においても、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、あらゆる活動を中止することとなり、同窓会役員はオンラインで会議を行いながら、今後の活動について協議しております。特に今年度は白鳥会として第17回目の総会を予定しておりましたが、来年度へと延期をすることとなりました。来年度の開催にあたっても、昨今の状況から総会の開催方法を検討する必要性も生じる可能性がございます。大阪市立大学との統合を機に、同窓会のあり方も変更することとなるため、白鳥会としては次回が最後の総会となるかもしれません。どのような形での総会になるか、私たちも見通しが立っておりませんが、少しでも多くの同窓生の方にご参加いただけるよう、準備を進めて参ります。皆さまのご参加をお待ちしております。
また、先にも述べました大阪市立大学との統合の件ですが、両大学の同窓会との意見交換が始まりました。まだまだ検討中の段階ではありますが、今後も同窓生や在学生の皆さまにとって憩いの場となるような同窓会にしていきたいと考えております。今後の同窓会のあり方については、詳細が決まりましたら、改めてご報告させていただきます。
新型コロナウイルス感染症や大学統合など、大きな課題を抱えている状況ではございますが、同窓生の皆さまのお力添えをいただきながら、乗り越えていきたいと考えております。その分、同窓生や在学生の皆さまの活動のサポートに貢献していきたい所存でございます。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
平成21年度より末原紀美代先生の後任で、同窓会顧問をしている杉本吉恵です。平成19年9月から看護学部の教員をしておりますが、私自身も同窓会員です。よろしくお願いします。
さて、平成6年に大阪府立看護大学看護学部が設立され、平成10年には大学院看護学研究科の設置により大学としての機能を充実させてきました。その後、平成17年には大阪府立大学に統合、平成21年には学域制への移行により地域保健学域看護学類となりました。時代の波を被りながらも大学として成長を続けています。最近では同窓生の活躍も聞かれるようになり、大学の評価も高まってきています。
同窓会活動は会長はじめ役員の方々のご尽力により運営されています。同窓会総会・食事会は2年に1度の大きなイベントです。できるだけ多くの方の出席をと数年前からは総会では託児コーナーも準備され、子育て中の方の出席も増え、話題の共有と情報交換で楽しい時間を過ごしておられるようです。その中でお互いの存在に刺激を受け、活力を得て現場や家庭に戻られておられるようです。これこそ同窓生が集う効果だと思います。
学部卒の同窓生の皆様、ご自身のキャリアアップに本大学院看護学研究科を是非ご活用下さい。教員は皆様が大学に戻ってこられるのを待っています。そして皆様のご協力のもと、今後ますます看護学教育を充実させ大学が発展するように努力していきたいと考えています。